本を読むのが遅い人だからこそ共感できる!〜遅読家のための読書術〜印南敦史著

誰が誰のために情報を配信するか?この視点が新たな価値を生む。

 

こんにちは、
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USPデザイナー畠山勇一(はたけやま ゆういち)です。

 

以前Facebookで「遅読家のための読書術

という本を紹介したところ、結構反応がありましたのでこちらでもご紹介します。

 

印南敦史さんという遅読家の方が、月60本のブックレビューを寄稿するまでに至った「発想の転換」「方法論」などが書かれています。私自身も、速読の本や「なんちゃらリーディング」という速読ノウハウの本を何冊も読んで、克服しようとしてきたのですが、読む速度は変わりませんでした。そんな私と同じように、遅読家だった筆者の印南さんが、遅読家の視点でその克服法としてノウハウを書かれているのです。

この本から学べることは何も読書術だけではありません。今回はそんな話をしていきます。

 

遅読家による、遅読家のための速読本

まずは、ほんのレビューから。

そもそもの「考え方」が間違っていた

この本を読んで分かったことはそもそもの考え方が間違っていたということ。学びのために読書をすることは私にとって「熟読」することだったのですが、そんな真面目にお勉強的に「熟読」したところで内容なんてほとんど覚えていないものです。

 

詰め込もうとするから覚えられない。

 

音楽は流し聞きして楽しむのに、読書はなぜそうしないの?

著者の印南さんは、音楽にたとえて書いていました。音楽は聞き流して楽しむのに読書は流し読みをしない。なぜだろう?とね。

 

流し読みして、心を動かしたたった一行を見つける。

 

そういう読み方を繰り返したほうが、結局のところ覚えていられるのだという。全くもってそのとおりだなと感じました。

 

確かに、私も元々はミュージシャン。音楽を学びのために聞くことはありますが、一聴しただけで全てのフレーズを拾おうなんて思って聞きません。何度も反復して聞いたり、他の曲も合わせて雑食に楽しんでいるうちに次第に耳に残るようになっていきます。それに、完全にコピーをしたりもしません。心象的なフレーズを弾けるようになったら次の曲に行く。というのも曲ではよくあること。音楽を自分に取り入れる時に当たり前のようにやっていたことが読書ではできていないのでした。

 

これはこれは大きな大きな気づきでした。

 

誰が誰のために書いたのか?の重要性

さて、この本から学んだことは読書術だけではありません。むしろ、読書術だけなら、何処かで似たことを聞いたことがあるような気もします。何が書かれているか?よりも断然

  • 「誰が書いたか?」
  • 「誰のために書かれているのか?」

ということが大事なのです。

 

遅読家だからこそ書ける文章がある

私が過去に速読系の本を読んだ時に「そうは言うけど、自分にはできない」と思っていました。筆者に対して「どうせこの人は元々読むのが早いんだ」とか言い訳をしていました。今になって客観的に分析すると「自分のことをわかって欲しい」そんな感情が天邪鬼にさせていたんだと思います。

 

ですが、この本は同じ悩みを持つ遅読家が書いたのです。

 

 

そんな人が変われたんだから自分も変われるかな?

 

と感じました。ここに共感が生まれたわけです。共感が生まれたから、信頼することできたのです。 信頼することができるから、この本の中身を実践してみよう!と思えたわけです。

 

過去悩んでいた著者と今の悩みを抱えている自分がリンクした

まさに、印南さんにとって私は過去の自分だったのです。過去の印南さんは、今の私。悩みが共通だったのです。だから刺さったのですね。

ペルソナとその人へのメッセージを重要性を再確認した本との出会いでした。

 

追伸:視点の変化というアプローチ

この本はカテゴリーで考えるならば「速読・読書術」の部類です。

 

何を切り口にするかでポジションが決まる

多くの読書術が「本の内容を資産に変える」とか「早く読めるようになる」ということを謳っています。

この遅読家のための本も、とどのつまりゴールは同じです。

 

しかし、切り口としては「遅読家が抱える問題を解決する」 というものなのです。

だから、他の速読系の本とは「一線を画する」のです。優劣ではなく、「独自性」なのです。

 

遅読家だからこそのあるあるや共感ネタの宝庫でした。表現一つで、全然変わってくるのだなと改めて実感しました。

おすすめです。

遅読家のための読書術

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