以前ヒットしたものや、
いいものなのにヒットしなかったもの
売る、場所・モノ・ヒトを変え、
新たな価値を生み出す。
それが「リ・ポジショニング」

こんにちは!USPデザイナー畠山勇一です。

前回、
東京ラブストーリーの続編25年後を描いた読み切りについての記事を書きました。
「25年の時を経た「東京ラブストーリー」は誰にどんな感動をもたらすのか?」

売れる商品あるところにUSPあり!
簡単に言うと、漫画やドラマであれば
「誰に何を伝えたいのか?」というメッセージがあります。

ちなみに25年前の東京ラブストーリーは
東京では誰もがラブストーリーの主人公になる」です。
シティ派な響きを感じますよね。
主題歌も小田和正さんですし。

さて、その当時の時代背景などを見事に捉えた
いわゆるトレンディドラマとして大ヒットしたわけですが、
なぜ、続編が登場したのかというと。。。

前回の記事でも書きましたが、
雑誌スピリッツの35周年を記念したモノなんです。
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なので、戦略的、というよりも記念企画なので、
そこまで深い意味はないと思われます。

…とここで終わったら話が終了してしまうので、
マーケティング的にこれは「リ・ポジショニング」であり、
元々がヒットしたモノであるので、話題になることを考えると
ちゃんと意味を考えたいですよね。

「特別企画!」として試すのも戦略ですから、
実は連載狙って実験的に出したものかもしれないですしね。

リ・ポジショニングには
いろいろな方法があります。

その中でも今回は、

「数年前にヒットしたモノを、当時対象だったヒトに向けて作り直す」という戦略です。

つまり、当時は主人公と同じ、
「25歳のヒト」が理想のお客様だったので、
25年経った今、「50歳のヒト」を狙ったわけです。

他の例で言えば、
「お前はもう死んでいる」のセリフでおなじみの「北斗の拳」
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これは1983年に少年ジャンプで連載された超人気漫画ですが、

これの続編にあたる作品が2001年、コミックバンチに掲載されたモノがありました。
それが
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蒼天の拳です。

これもやはり、
「当時北斗の拳に熱中した少年だった大人」をターゲットにして
書かれた読み切りだったのですが、
思わぬヒットとなり、連載が決定した作品です。
※ストーリー設定上は北斗の拳よりも前の話です。

この
「当時の理想のお客様のために
時を経てまた商品を提供する」

というのは、結構ありますよね!

「シニアのための〜〜」とか
「あの頃憧れだった〜〜」とか
の売り文句が付いているモノはまさにそうですね。

これを自分のビジネスに置き換えるためのヒントは

あなたが理想とするお客様の世代が
「いつ、どんなことに熱中していたか?」
それを思い浮かべたり、調べてみることです。

そして、それらの過去のヒットアイディアと現在持っている商品や
現在の(歳を重ねた)その人たちにマッチした商品に寄り添うモノに仕上げることで、
新たな価値を生み出す可能性があります♪

ぜひ参考にしてみてくださいね!

次回はこのリ・ポジショニングに似て非なるモノについてお話しします。

USPデザイナー畠山勇一でした。

USPキーワード発想法