登場人物

瀬名さん 起業家プロデューサー29歳 時々キザ、時々オタク

愛美ちゃん 起業するためダブルワークで奮闘中のOL 27歳 感情表現豊かな猪突猛進 瀬名さんは会社の元先輩
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とある、節分
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起業をするために毎日ダブルワークで奮闘中の愛美ちゃんは今日も瀬名さんのところにやってきています。
今日は節分ということで…

愛実「瀬名さん!
節分ですよ!豆まきしましょう!これつけてください!」
(鬼の仮面)
・・・・・ガサゴソ・・・・・

瀬名「え?」

愛実「鬼はそと〜、福は〜うち〜」

瀬名「ちょ、やめい!本気で投げるな!」

愛実「え〜だって今年は
本気で起業したいので鬼は徹底的に来ないようにしないと!えい!」

瀬名「う〜ん、その気持はわかるけど、ちょっと
日頃のストレスとかも含まれてない?」

愛実「え?バレました?」

瀬名「やっぱり…」

瀬名「それはそうと愛実ちゃん。愛実ちゃんが準備してきたのは
なかなか古風だけど」
↓愛実持参品

瀬名「
数年前からこういうものも売られるようになったよね。」
(個包装タイプの豆)

愛実「お〜〜!こんなものが売っているのですね!!
私は私の家に代々伝わるこの升を使うために豆を買うので、全く視界に入ってませんでした!」

瀬名「自分が必要としてないものだと隣に売ってても認識しないことってあるよね。じゃあ、せっかくだから、
『なぜ個包装タイプの豆が生まれたのか?』を考えてみようか。」

愛実「なんで生まれたのか?……あ、これで
投げるともっと痛そうですね!
鬼退治が楽になるからですね!?」

瀬名「愛実ちゃん…まず私怨が含まれる
鬼の撃退法から思考を離そうか…
豆まきした時に「不便に感じたこと」ってない?」

愛実「あ、豆まきした後、
掃除がすごく大変なんです!!半年後にテレビ台の裏から豆が1粒見つかったこともあります!!」

瀬名「そう!
『掃除面倒くさいな〜』と思う人が沢山いる。だけど
豆まきはイベントとしてやりたい。そういう
ワガママを叶えたのがこの『個包装』という売り方だね。」

愛実「確かに、あの掃除のことを考えると…この升を使おうか、個包装にしようか……私の心の天秤が揺れます!!」

瀬名「だよね。特に
近所とのコミュニケーションも疎遠になり、
敷地も狭い人口密集地ではかなり重宝されているんだ。」

瀬名「そして、この
個包装が叶えた願望はそれだけじゃないんだ!」

愛実「ま、まだあるんですか!?!?」

瀬名「それは…次回だ」

愛実「やっぱりそうなるのですね!」
まとめ
次回の話へいく!
▶「節分」一つの問題解決が、幾つものメリットを生み出す。
作画&執筆 USPデザイナー畠山勇一
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